
看護師
アルモ訪問看護ステーション
正社員
2024年入社
C.Mさん
プロフィール
経歴・資格 | 回復期リハビリテーション病院 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 看護学修士 ISLS認定ファシリテーター |
趣味 | 仕事・料理 |
ストレス解消法 | 家族と過ごす |
大切にしていること | 一期一会を大切にして毎日を生きる |
社内での役割 | みんなのお母さん(寮母的な存在) |
インタビュー
アルモ訪問看護ステーションの管理者として働く看護師の松尾千恵美さん。
2024年に株式会社Walongに入職し、初めはデイサービスでの看護師として、その後2025年の訪問看護立ち上げと同時に管理者として移籍されました。アルモが特徴とする運動やリハビリテーションの側面とはまた違った看護という視点からご利用者様やスタッフを支えながら、時にはスタッフみんなの良き相談役として(実際に以前の病院ではみんなを自宅によく招いての食事会を開催し)、スタッフみんなからの人望も熱い、そんな松尾さんがなぜ病院を退職し、アルモに入職することになったのか、その経緯も含め、これからどんなステーションを作り上げたいかをお聞きしました。
そもそもの転職のきっかけは?
正直勢いでしたね!
病棟での看護経験も少しずつ増えてきて、このまま最後のキャリアは病院で定年退職か!?みたいなことを薄ら考えていました。
だけど好奇心旺盛な性格もあり病院での業務の隙間時間で、よくある『まちの保健室』の活動にボランティアで参加したり、脳卒中の認定看護師の資格もあったことから外部への講師活動など、色々なことに興味を持ちつつも、どこか自分でもキャリアの最終をどうしようかと悩んでいたのも正直あったと思います!
当時は回復期病院に勤めていたこともあり、退院後の地域という部分にも少し興味があり、なんとなくだけど退院後の生活や退院後のリハビリの場所は入院患者さんを見るたびに課題だと感じていました。
そんな時に病院の理学療法士さんも同じような想いがあり、それなら一緒に何かを立ち上げるのはどうかという話になりました!
実は看護師勤務時代から、若い看護師や同僚、療法士の人たちがよく自分の家を溜まり場にして、そこでみんなに食事を振る舞ったり、時にはお酒を飲みながら色々な悩み相談をしたり、そんな人が集まる空間がすごく好きで、そんなことも自ら率先してました(スタッフからは母親的存在としてみられていたと思います)。
そして立ち上げの話をしていると、訪問看護もやりたいよね!みたいな話を後輩の看護師たちともすることになり、松尾さんが立ち上げるなら『自分も病院を辞めて一緒に働きたい!』と言ってくれる子が沢山いて、そうやって自分の中で勝手に盛り上がり、地域に対する想いがさらに強くなってきました。
だけど立ち上げや起業に関しては全くの無知の自分!
当たり前だけどそれをしようとも思っていなかったから何も計画性がなかったところ、たまたま昔からの知り合いである中上代表のことを思い出しました。
SNS上では繋がっていたこともあり、デイサービスを立ち上げたことは知っていて、それなら一度話を聞きにいこうとしたのがすべての始まりです。
実際にデイサービスをみて、あ〜自分もこんな場所作りたいなって思ったのが正直な意見で、自分が求めてるものがここにはある!と思いました。
だけど同時に起業のリアルも教えて頂くことで自分たちにできるかな?って不安にもなりました。
そして一緒に立ち上げを考えてくれてた理学療法士の子が病院残留を決意したこともあり、どこか自分の中でも心にぽっかり穴が空いてしまったのがその時の素直な感情でした。
そんな状態で病棟で働いてても、どこか納得いかない部分もあり、そうすると今までは普通のこともなんで?って思うことが多くなりその思いだけがすごく膨らんでいきました。
このままではダメだと!
自分の残り少ない看護人生、せっかくならやりたいこと思い切ってやってみようと、その時大きな決断をして中上代表に連絡をしてのが、転職のきっかけですね!
その中で訪問看護を立ち上げた経緯は?
実は初めは神戸でデイサービスを立ち上げませんか?という形で中上さんとは話をしていました(一方的に持ちかけたのは自分なのですが…)!
だけど、さすがに神戸は地域のことも知らないし、自分がそちらにずっと行けないから難しいとその時は断られました。
だけど色々話してる中で、株式会社Walongとしても実は今後、訪問看護を立ち上げたいという話になり、じゃあ、自分が大阪に来るからそれなら一緒に立ち上げませんか?という流れになっていきました(結構これも勢いでいったような…)。
話をしていく中でとにかく中上代表は自分がなぜデイサービスを立ち上げたのか、何がしたかったのか、これからどんなことを地域でやっていきたいか、それを具体的にかつとても熱く語ってくれる反面、自分の話だけでなく、私自身にも結局松尾さんは何がしたいの?とよく問うてくれていました。
その時はっと気づいたのが、看護師として自分が一番したかったのが、病院では決して見ることができない退院していく患者様のその後の生活で、そこをもっと知りたい、そこに自分がもっと携わりたいと思ったのが実は今回の転職の一番の大きなきっかけでした。
そこにも大きな理由があって、自分は回復期病院としてほとんどが自宅退院を目的に入院され、リハビリに励まれる方が多い中、ご自宅での生活の心配事の中に身体機能面以外での、再発予防やこれからの普段の食生活の管理、その他薬のことなどすごく身近で当たり前な『安心して生活する』ことに対しての不安を持たれてる方がすごく多いことに気づきました。
特に前職は大きな病院だけあって、脳卒中の方が非常に多くみんなが口を揃えて(ご家族様も含め)、再発しないかどうか、また病院に戻ってこないか、がすごく心配だと!
そうなった時に看護師としてできることって入院生活でのケアだけでなく、
・そういった方々の生活に寄り添える
・何かあった時にすぐにかけつけ助けられる
・そういった人たちを未然に防ぐ
そんな存在になれるのではと思うことが何度もありました。
それもあって、脳卒中の方に関わることが人一倍楽しく、そのスペシャリストになろうと認定資格も取って時には病院でも地域住民の方への講演やボランティアとしてまちの保健室の活動をしてました。
だけど病院スタッフとしてできることの限界も正直あって、もっと深く関われないのか?再発しないように定期的にフォローできないのか?もっと未然に注意喚起できないのかを考えた時に自分の中で『訪問看護』という分野に非常に興味を持ち始めました。
もちろん神戸の自分の住まいの近くに勤めることも考えたけど、せっかくなら自分がしたい訪問看護を仲間たちと作ることをしたいなと思い(ありがたくも前職では寮母のように慕ってくれる可愛い後輩たちがたくさんいたので)、それを相談したところ、それなら松尾さんに任せるよ!と言ってくれて、その信頼に応えたいと思ったのが自分が大阪で訪問看護の立ち上げ管理者を目指そうと思ったきっかけです!
実際に病院から地域に出て、しんどかったことはありましたか?
正直まったくないです!笑
病院ではそれなりにやりがいもあり、忙しくも自分自身仕事を楽しんでいたのが実際でしたが、やはりチームとして動く上での人間関係のトラブルなんかも沢山経験しました。
それがアルモに来てみると、本当にスタッフみんなが一致団結しており、代表の思い含め会社として叶えたい目標に向かって突き進んでるので、時に意見の相違があっても、それも明確な目標に向かっての話し合いになるので全然苦じゃなかったです。
この前の経営計画発表会なんかも、YouTubeに動画があがってるので是非見て欲しいです!
そんな環境に来たせいか、病院時代はやはりみえないストレスが自然と溜まっていたのでしょう…それが今では全然感じなくなりましたね!
私が入職した時期は訪問看護の立ち上げはまだで、一旦デイサービスでの配属になりました!
その時もデイサービスで看護師が何ができるんだろうという不安と、ここで自分が何をしていこうかのワクワクと、2つで揺れ動いていましたが、いざ入ってみるとデイサービスでの看護師としてできることが沢山あることも経験しました。
急変時対応
リスク管理
利用者さんへのモニタリング
運動補助
健康状態のチェック
こういったことを経験し、利用者様からもあなたがいてとっても安心するわと言われることがすごく多くて、セラピストさんや介護スタッフができない【利用者さんに深く入っていく】ことが、実はのちの訪問看護にもすごく繋がり、あなただったら家に来て欲しいと、今では訪問看護の利用に繋がったケースも実は沢山あります!
まさに自分がやりたかった生活をみることが体現できることが今は何より一番楽しいと感じています!
そんな中、2025年の2月(私が入職したのが2024年4月なので)にようやく訪問看護ステーションが立ち上がりました。
訪問看護では利用者様を担当するためにもちろんですが、ケアマネジャーさんたちから紹介を頂く必要があります。
そのために営業にもいく機会があるのですが、アルモの良いところとして、デイサービスでの実績があるおかげで、本当にいく事業所いく事業所みんなが、アルモさん訪問看護はじめたの?それなら安心ね!とか
デイサービスに通うようになってこの方すごく元気になったの?みたいに、
本当にたくさんのお褒めの言葉を頂き、今では営業もすごく楽しく、アルモという会社を誇りに思うことがすごく沢山あります。
なので、病院時代は一切営業なんてしたことなかったけど、むしろ今では行くのが楽しみになりました!
そういった意味でも地域にでて、第二の看護人生を本当に今楽しんでいるのが本音です!
訪問看護がスタートしてこれからどんなステーションを作っていきたいですか?
とにかく仲間を大切にする風通しの良い職場ですね!
もちろん目の前の利用者様に寄り添うことはもちろん、働くスタッフたちにも寄り添ったステーションにしたいと思っています。
前職では毎日といっていいほど色んな看護師や療法士の人たちが自分の家に来ては、仕事の悩みやその他私生活のことなどを語っていました(一種の飲み屋になっていましたね)。
単純にそういった時間が自分も大好きで、そういった空気感をできるだけ職場内でも作ろうと努めていました。
自分が年上なのもあって、そこで感じたのは多くのスタッフたちの不安の種は人間関係にあることだと!
だからこそ、人間関係にストレスがなく、本当の意味で風通しがよく安心してなんでも相談しあえる職場環境にしていきたいと思っています。
そのためには当たり前ですが、言いたいことはちゃんと対話を通して言い合える、本音のぶつかり合いを自分もしてきたつもりだし、これからも寮母としてそのスタンスは変わらないつもりです(なので今でもスタッフたちから自分に対してもどんどん指摘ももらっています)。
色んな意味で看護師だけでなく、療法士の皆様と一緒に成長していってるというのがすごく楽しくもあり、すごくやりがいだと感じています。
そして同時に、私自身学ぶことも大好きなので、お互いに知識や技術を高め補い合い、質の高い看護・リハが提供できるステーションを作っていきたいと思っています。
立ち上げってどこかすごく大変なイメージがありますが、だからこそ、みんなで協力しあって、そこを乗り越えていける、そして頑張った暁には代表に美味しいご飯に連れて行ってもらう!笑
そんな風通しの良い、チームワークのとれたステーションを目指しています。
これからアルモへの転職を考えてる方に向けて一言!
お世辞抜きで入ってみてすごく雰囲気の良い会社というのがすごく感じます。
その理由はやはり会社が何を目指してるのかはもちろんのこと、目の前の利用者様に本当に真剣に向き合っているからだと思います。
私を初め代表のこんな会社・チームを作りたいという熱い思いに集まったメンバーばかりなので、メンバー同士も心地よく、そして仕事にも前向きな方が多いので本当に働きやすいです。
そして、それに合わせて代表含め会社としても次から次に面白い企画も提案してくれるのでワクワクが止まりません。
私が入職してからも間借りカフェ(利用者様と一緒にご飯を作ったり)や総勢60名での日帰り旅行にいったり、あげくはシニアディスコといって夜のデイサービスを開催したり、とにかく働いていて飽きることが全然ありません。

なので、こんなことできるかな?こんなことしていいのかな?みたいなことも患者様・利用者様のためなら代表自身本当に真剣にできる方法を一緒に考えてくれます。
そしてそれだけでなく、とてもスタッフ思いでスタッフのために色々な福利厚生なども考えてくれる会社です。
病院では経験できなかった色んなことにチャレンジができ、ご利用者様にも喜んで頂ける看護が実践できるそんな場所で是非一緒に色んなことに挑戦しながら、成長していきたいと思います。
もし今の働き方や職場に迷っている方は話だけでも良いので、聞きにきてもらいたいし、そんな思いのある仲間と一緒に働きたいです。
そして何かあればいつでも我が家で美味しいご飯とお酒片手に語り合いましょう!笑
是非皆様の次へのチャレンジスタッフ一同お待ちしております!
WORK STYLE
事務所内でご利用者様等の情報収集(連絡事項や情報の共有、オンコール報告など)
ミーティング終了後、1件目の訪問に向かいます!
主に2〜3件の訪問を実施
事務所に戻り食事をとります。
主に3〜4件の訪問を実施
(他職種と連絡調整・ミーティング・勉強会・報告書作成など)
(業務状況によっては定刻前に退勤も可!最終の訪問場所による直帰も可能です)